北柏どうぶつ病院
〒270-1168
千葉県我孫子市根戸1235-8
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肺に多量の液体がたまり、ガスの交換が妨げられている状態をいいます。ほとんどの場合他の病気と合併したものです。
心臓性と非心臓性に分けられます。多くは心臓性です。
心臓性は肺静脈内の血圧が上昇することによって、肺の血流量が増加し、気道や肺の間質に水分が漏れ出し、貯まることで発生します。
非心臓性は肺に炎症が起こることで肺の毛細血管の透過性が高くなり、血管内から気道や肺の間質へ水分が漏れ出して貯まることによって発生します。また、多量の補液を急速に行うことによっても、肺水腫が起こることがあります。
症状は、呼吸困難、開口呼吸、ゼーゼーという呼吸音などがみられます。
肺水腫の初期には水のような泡状の鼻水が出て、末期には血の混じった泡状の鼻水が出ます。チアノーゼがみられ、眼球は前に出て、頸静脈が太くなり浮き出てきます。
横たわる姿勢を嫌い、胸を広げるために前足を外転し、座った状態でいることが多くなります。
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