北柏どうぶつ病院
〒270-1168
千葉県我孫子市根戸1235-8
04-7182-5305
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院内の様子を見ることができます。
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歯周病は2歳以上の犬や猫の80%以上に発生がみられます。歯周病は歯肉炎と歯周炎に分けられます。歯肉炎は歯周病のごく初期にみられる歯肉の炎症で、治療により回復が可能です。しかし、歯肉炎が進行すると病変は歯肉にとどまらず、より深い部分の歯周組織に広がり歯周炎と呼ばれる状態になります。
歯周炎になると、治療によって症状の進行を防ぐことはできますが、吸収した歯槽骨をもとの正常な状態に戻すことはできません。
口の中が汚い、口臭が気になるなど歯周病かもしれないと思われる場合には早めの診察をお勧めします。
※歯周病とは
歯周病の原因は、歯垢(プラーク)の中に潜む細菌とされています。細菌そのものや細菌の出す毒素によって歯周組織に炎症が起こります。
歯石は、歯垢が石灰化したものです。歯石の表面には歯垢が付着しやすいため、いったん歯石が付着すると、歯垢や歯石の沈着は悪循環を繰り返しながら厚みや広さ増し、歯周病が悪化します。
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超音波スケーラー |
処置風景 |
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処置前 |
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処置後 |
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処置前 |
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処置後 |
一般に犬と猫は生後3週目から乳歯が萌出し、生後6〜7ヵ月で永久歯に生え変わります。しかし乳歯が生え変わる時期を過ぎても残っている場合、これを乳歯遺残といいます。
乳歯が残っていることにより歯並びの異常(不正咬合)を起こしたり、歯周病の原因となります。たがって、永久歯と同時に乳歯遺残がみられた場合には、永久歯を損傷させないためにも、速やかに乳歯を抜歯する必要があります。
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